光とともに 15巻・別巻のネタバレ・結末
こんにちは。カナです。
2児の母親をやりながら、たまに育児マンガを読んでいます。
私は、まだ子供の同級生で障害を持ったお子さんには出会ったことがありません。
でもいずれくるかもしれないその時のために、光とともにを読むことが出来て良かったです。
この作品は15巻の時点で、
2010年1月に作者の戸部けいこ先生が亡くなられてしまいました。
そして盟友の河崎芽衣子先生が今年に入って、
戸部先生の残されたネームを完成させ、別巻を出版し遺作を完成されたのです。
15巻には戸部先生の残されたネームが収録されていますが、
別巻ではみごとにそのネームを河崎先生が再現なさっています。
では、最終巻である別巻の内容について書いていきますね。
幸子一家の所にシアトルの姉一家がやってくるところから始まります。
アメリカ帰りの姉一家は自閉症の光くんに対して戸惑わず、
出来る限り普通に接してくれます。
話を聞くと、アメリカでは学校でも障害を持った子供に
多くの人が支援してくれるんだそうです。
今まで、新しく環境が変わるごとに光くんの自閉症について説明してきた幸子は、
アメリカの障害者に対するいたわりの文化に驚き、
日本でもこういうふうになっていってほしいなあと思うのです。
この物語は、光くんが中学生の時点で終わってしまうわけですが、
別巻の冒頭にはモデル元となったあーる君の話が掲載されています。
現在は21歳でNPO法人で働かれているとのこと。
光くんが働く姿を漫画で読むことが出来ないのは残念ですが、
最後まで読み切ると、光くんが立派に働いてる姿が見えてくる気がします。
Handyコミックでは、1~15巻と別巻が立ち読みできます。
「光とともに」で検索すると上から3番目に出てきますよ。
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Handyコミックは一番安いのは月額300円コースで、
これだとほとんどの漫画は買えませんが、
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